魚の長さから重量を推定(W = aL^b)
体長と係数 a, b から重量を推定し、誤差レンジ、保存用係数セット、共有用JSONまで一画面で扱えます。
TL / FL / SL の前提を明示しながら、単一推定、係数逆算、複数測定のバッチ計算をローカル完結で行えます。
このツールでできること
使い方
- 魚種名、長さ、単位、長さ種別を入力し、参考プリセットを選ぶか係数 a,b を直接入力します。
- 誤差%を調整すると、推定重量とレンジが右側に即時反映されます。
- 係数が固まったら、保存モーダルから名称と注記を付けてブラウザ保存するか、JSONで共有します。
- 係数が分からない場合は「係数が分からない」、複数個体を処理したい場合は「複数測定」タブを使います。
サンプル
参考プリセットから推定
魚種: マアジ、長さ: 35 cm、長さ種別: TL、a=0.01096、b=2.97、誤差: ±20%
推定重量: 約421 g、レンジ: 約337 g〜505 g
単一サンプルから a を逆算
長さ: 35 cm、実測重量: 432 g、仮定する b: 3.0
a = 0.01008、式: W(g) = 0.01008 × L(cm)^3.0
複数個体の一括計算
25 cm、30 cm、35 cm を同じ係数セットで一括計算
各行の推定重量、下限、上限を一覧化し、CSVとして出力できます。
参考プリセット
内蔵プリセットは参考値です。結果パネルで出典ラベルと長さ種別の前提を確認し、可能であれば実測値から作った運用係数へ置き換えてください。
語句説明
TL / FL / SL
全長、尾叉長、標準体長の区分です。係数セットは、同じ長さ定義で測った場合だけ有効です。
係数 a,b
W = aL^b の関係を決める値です。魚種、地域、季節、資源状態によって変わります。
誤差レンジ
推定値の周囲に置く実務上の幅です。地域差、成熟度、体型差を見込んで調整します。
参考係数
公開資料や文献由来の係数セットです。実務で使う前に現場データで確認してください。
逆算・フィット係数
自分の実測データから、逆算または回帰で作成した係数セットです。
計算式
推定重量 W(g) = a × L(cm)^b下限 = W × (1 - 誤差% / 100)上限 = W × (1 + 誤差% / 100)単一サンプル逆算: a = W / L^b複数サンプルフィット: log(W) = log(a) + b log(L)
よくある質問
係数 a,b が分かりません。
「係数が分からない」タブで、1件のサンプルから a を逆算するか、複数データから a,b をフィットできます。
複数個体をまとめて計算できますか。
はい。「複数測定」タブで表入力やCSV貼り付けができ、結果をCSVでダウンロードできます。
cm と inch、g と lb を切り替えられますか。
はい。入力と出力の単位は切り替え可能です。内部計算は cm と g に統一しています。
なぜ推定誤差が大きいのですか。
同じ魚種でも地域、季節、成熟段階、脂の乗り方、測定方法で重量が大きく変わるためです。単一値ではなくレンジで見る運用を推奨します。
保存した係数はどこに入りますか。
ログイン機能がない現時点では、このブラウザの localStorage に保存されます。必要なら JSON として外部に保管してください。
データは外部へ送信されますか。
いいえ。計算、保存、共有用JSONの生成はブラウザ内で完結します。
注意事項
- この推定は目安です。地域、季節、成熟段階、体型、測定方法で大きく変わります。
- 係数は必ず同じ長さ種別、同じ単位前提で使ってください。内部基準は cm・g です。
- 参考プリセットは運用値ではありません。可能であれば実測データから係数を作成してください。