出漁燃料コスト計算(距離・速度・燃費・単価)

距離・速度・燃費・単価から、出漁の燃料使用量と燃料費を試算します。

風や波、迂回やアイドリングの影響は安全係数で調整でき、往復や複数航路も区間追加でまとめて計算できます。

各区間で2項目を入れると残り1項目を自動計算
L/h と L/nm の両方に対応
複数区間の条件をURLで共有可能

使い方

  1. 距離単位(nm / km)と燃費単位(L/h / L/nm)を選び、必要なら小型・中型のプリセットを使います。
  2. 各区間で 距離・速度・時間 のうち2項目を入力し、残り1項目を自動計算します。
  3. 燃費、燃料単価、アイドリング時間を入力し、必要なら安全係数とアイドリング係数を調整します。
  4. 予想燃料使用量、燃料費、区間別内訳を確認し、必要ならURLで条件を共有します。

サンプル

沿岸往復(nm / kt, L/h)

入力

港→漁場 18nm / 12kt
漁場→港 18nm / 11kt
燃費 20L/h
燃料単価 155JPY/L
アイドリング 35分
安全係数 1.15
アイドリング係数 0.30

出力

予想燃料使用量 76.2L
予想燃料費 11,805JPY

湖上ルート(km / km/h, L/nm)

入力

往路 12km / 24km/h
復路 12km / 22km/h
燃費 1.2L/nm
燃料単価 160JPY/L
アイドリング 20分
安全係数 1.10
アイドリング係数 0.30

出力

予想燃料使用量 18.7L
予想燃料費 2,999JPY

漁獲量込み

入力

サンプル1の条件
漁獲量 120kg

出力

1kgあたりコスト 98JPY/kg

語句説明

nm

海里。1nm = 1.852km です。

kt

ノット。1kt = 1nm/h です。

L/h

1時間あたりの燃料使用量です。

L/nm

1海里あたりの燃料使用量です。距離が km の場合は内部で nm に変換して計算します。

安全係数

風・波・迂回・操船ロスをまとめて見込むための補正係数です。

計算式

  • 時間 = 距離 ÷ 速度
  • 速度 = 距離 ÷ 時間
  • 距離 = 速度 × 時間
  • 航行燃料(L/h) = 燃費 × 航行時間合計
  • 航行燃料(L/nm) = 燃費 × 距離合計(nm)
  • 合計燃料 = (航行燃料 + アイドリング燃料)× 安全係数

よくある質問

風・波があると燃料は増えますか?

増えることが多いです。このツールでは安全係数でまとめて上振れを見込めます。平穏 1.05 / 普通 1.15 / 荒れ 1.30 を目安に、船と海況に応じて調整してください。

どの燃費単位で入力すればよいですか?

手元のデータが時間あたりなら L/h、距離あたりなら L/nm を選んでください。

往復や複数航路を計算できますか?

できます。区間追加で複数区間を入力できます。往復が同条件なら 往復(同距離)を作成 を使うと速く入力できます。

アイドリング燃料はどう扱われますか?

航行時の時間燃費に対する比率としてアイドリング係数で調整します。L/nm モードでは平均速度から L/h 相当を求めます。

海外でも使えますか?

使えます。日本語以外の言語表示、nm / km の切替、数値ローカライズ、RTL 表示に対応する設計です。初期版の通貨表示は JPY 固定です。

注意(必ずお読みください)

  • 実燃費は 風・波・潮流・積載・船底汚れ・回転数・操船 などで大きく変動します。
  • 本ツールはあくまで目安です。安全側に見積もる場合は安全係数を上げてください。
  • 船・エンジン固有の実測値(L/h または L/nm)がある場合、それを入力するのが最も精度が上がります。
  • 初期版の通貨表示は JPY 固定です。海外利用時も燃料単価は JPY/L として入力してください。

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