乾物量を起点に、含水率から目標重量と水分変化量を求めます。
水分除去量・目標重量計算
含水率から抜く水分量と目標重量を計算します。現在重量、現在含水率、目標含水率を入力すると、乾燥後に目指す重量を確認できます。
湿量基準の質量収支で計算するため、薪、木炭原料、バイオマス乾燥の計画に、気象連携なしで使えます。
kg、t、lb、米トン、英トンのまま、計算式を変えずに使えます。
状態をURLに入れるので、同じ乾燥条件を別端末でも開き直せます。
計算はこのブラウザ内だけで行うため、サーバーへのアップロードは不要です。
使い方
- 現在重量を入力し、その値に使う単位を選びます。
- 現在含水率と目標含水率を湿量基準の割合で入力します。
- 結果カードで水分変化量、乾物量、目標重量を確認します。
- 同じ条件を別の場所で再現したい場合は共有URLをコピーします。
サンプル
薪と木炭原料の両方を想定したサンプルです。
薪のロット
8.0 t / 現在含水率 50% / 目標含水率 20%
抜くべき水分量 3.0 t。乾燥後の目標重量 5.0 t。乾物量 4.0 t。
木炭原料のロット
2,000 lb / 現在含水率 50% / 目標含水率 25%
抜くべき水分量 666.7 lb。乾燥後の目標重量 1,333.3 lb。乾物量 1,000.0 lb。
用語
- 湿量基準
- 全重量に対する水分量の割合として表した含水率。
- 乾物量
- 水分を除いたあとに残る固形分。
- 現在水分量
- 現在、材料に含まれている水分量。
- 目標重量
- 乾燥後に到達したい総重量。
- 質量収支
- 入る量と出る量の釣り合いから考える方法。
計算式
この計算は質量収支だけを使います。気象モデル、乾燥曲線、時間推定は含みません。
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乾物量 = 現在重量 × (1 - 現在含水率)
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目標重量 = 乾物量 ÷ (1 - 目標含水率)
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抜くべき水分量 = 現在重量 - 目標重量
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現在水分量 = 現在重量 - 乾物量
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目標水分量 = 目標重量 - 乾物量
よくある質問
湿量基準の含水率とは何ですか?
全重量に占める水分の割合です。含水率50%なら、現在重量の半分が水分です。
目標含水率を100%にできないのはなぜですか?
100%では乾物量との関係が定まらないため、目標重量を求められません。
lbやトンも使えますか?
はい。kg、t、lb、米トン、英トンに対応しています。
目標含水率が現在含水率より高い場合はどうなりますか?
乾燥ではなく水を加える必要があるため、加水結果として表示します。
乾燥時間も推定できますか?
いいえ。質量収支だけを扱い、乾燥時間は推定しません。
注意事項
- このツールは乾燥時間、気象影響、収縮、割れ、燃焼効率を推定しません。
- 目標含水率は100%未満にしてください。100%は計算できません。
- 目標含水率が現在含水率より高い場合、結果は加水に切り替わります。
- 現在含水率が100%の場合、乾物量は0になります。測定値をよく確認してください。