製糸ランブック

機械条件、水温、水質メモ、糸切れ、作業者、歩留まりをロット別に残します。

乾繭、保管、煮繭、製糸、再繰、水量/水質管理、機械保守までを1ロットの履歴につなぎ、あとから条件を追えるようにします。

ロット別の工程履歴 単位を保持する記録 多言語UI ローカルCSV/JSON出力
注意事項

記録前の注意

  • 1ロットには1つのロットIDを使い、あとからの比較が混ざらないようにします。
  • 工程、作業者、機械は実際の値を入れてください。アプリが推測することはありません。
  • 水質タグは素早いラベルとして使い、必要ならメモ欄に詳細を書きます。
  • 拠点や国をまたいで比べるときは、工程名と単位の考え方をそろえてください。

使い方

  1. ロットを追加または選択し、ロットID、名称、状態、繭ロットIDを確認します。
  2. 工程を選び、時刻、作業者、機械、水、歩留まり、糸切れを入力します。
  3. 記録を保存したら、タイムラインと要約を見て結果の条件を確認します。
  4. 外部で分析したいときは、JSONまたはCSVを出力します。

サンプル

煮繭から製糸への見本

入力

LOT-2026-03-26-A / 工程: 製糸 / 08:00-08:35 / 作業者: Amina / 機械: R-03 / 水温: 92°C / 水質: やや硬い / 原繭: 24 kg / 生糸: 4.8 kg / 糸切れ: 9

出力

要約には歩留まり20.0%、糸切れ率15.4/h、最新の水質タグが1画面で表示されます。

保存後に単位を切り替える

入力

質量をkg、容量をLのまま1件保存し、そのあと質量をlb、容量をgalに切り替えます。

出力

エントリごとの単位文脈が保存されているので、古い記録も正しく変換されます。

保守の追記

入力

ガイド清掃とベルト張り直しだけを記録し、歩留まり欄は空欄にします。

出力

タイムラインには機械保守の工程とメモが残り、意味のある値が1つあれば保存できます。

よくある質問

保存したあとに単位を変えても大丈夫ですか?

大丈夫です。記録ごとに単位文脈を保存するので、あとから表示単位を変えても古い数値の意味は変わりません。

毎回、原繭と生糸を必ず入れる必要がありますか?

必須ではありません。歩留まりを見るには両方あると便利ですが、工程、メモ、水質タグだけでも意味のある記録になります。

歩留まりの手入力欄は必須ですか?

必須ではありません。原繭と生糸から自動計算できるので、手入力欄は現場の記録値を残したいときに使います。

データはどこに保存されますか?

JSONやCSVを出力しない限り、データはブラウザ内に留まります。

地域が違っても使えますか?

使えます。UIは多言語で、単位表示は設定に従い、工程ラベルも言語ごとに訳せます。

語句説明

ロット

ひとまとめに追跡したい製糸作業の単位です。

製糸ロット

1つのロットに紐づく製糸工程のまとまりです。

糸切れ

製糸中に糸が切れた回数です。

水質タグ

ろ過済み、やや硬いなど、水の状態を素早く残すためのタグです。

単位文脈

記録ごとに保存された単位情報です。あとから表示を変えても安全に扱えます。

歩留まり

原繭に対する生糸の割合を%で示したものです。

機械条件

張力、振動、清掃、温度など、機械の状態に関するメモです。

タイムライン

1ロットに保存された記録を時系列で並べた一覧です。

計算式

  • 歩留まり(%) = 生糸 ÷ 原繭 × 100
  • 糸切れ率(/h) = 糸切れ回数 ÷ 所要時間(h)
  • 所要時間(h) = 終了時刻 - 開始時刻
  • 表示変換 = 記録時に保存した単位で入力値を変換

注意事項

  • これは記録と見返しのためのツールで、自動の品質判定ではありません。
  • 水質タグは現場メモであり、検査結果そのものではありません。
  • 拠点や言語をまたいで比べるときは、工程名と単位の表記をそろえてください。
  • スプレッドシート分析や他システムへの受け渡しには、出力したCSV/JSONを使ってください。