WFT/DFT・塗布量逆算ツール

目標乾燥膜厚、体積固形分、ロス率、面積から、必要なウェット膜厚と実使用量を逆算します。

microns / mils を切り替えながら、重防食や工業塗装の工程別に使える計算ツールです。

DFT から WFT・理論塗布量・使用量まで一画面で確認
microns / mils と m²/L / ft²/gal に対応
stripe coat や touch-up の面積配分も扱えます

使い方

  1. 単位系を選びます。
  2. 各工程に目標 DFT、体積固形分、塗り回数を入れます。
  3. 必要なら面積、ロス率、面積配分を入れます。
  4. WFT、理論塗布量、実使用量を確認します。
  5. 必要に応じて結果をコピーまたは共有URLをコピーします。

サンプル

重防食の2工程(metric)

入力 面積 100m²、ロス率 10%、Primer: DFT 75µm、体積固形分 80%、1回、面積配分 100%、Topcoat: DFT 50µm、体積固形分 65%、2回、面積配分 100%

出力 Primer WFT 93.75µm、理論塗布量 10.67m²/L、使用量 10.42L。Topcoat WFT 76.92µm、理論塗布量 13.00m²/L、使用量 17.09L。合計 27.51L。

stripe coat を含む部分塗装(imperial)

入力 面積 10,000ft²、ロス率 10%、Stripe coat: DFT 3mil、体積固形分 80%、1回、面積配分 25%

出力 WFT 3.75mil、理論塗布量 427.78ft²/gal、有効塗布量 385.00ft²/gal、実使用量 6.49gal。

計算式

  • WFT = DFT ÷ solidsFraction
  • 理論塗布量 = 1000 ÷ WFT(µm)
  • 理論塗布量 = 1604.1666667 ÷ WFT(mil)
  • 実使用量 = 面積 × 面積配分 × 塗り回数 × DFT ÷ (1000 × solidsFraction × (1 - ロス率))
  • 工程 DFT 合計 = DFT × 塗り回数

語句説明

DFT

乾燥後に残る膜厚です。仕様書や検査基準で使われる中心値です。

WFT

塗布時のウェット膜厚です。乾燥すると固形分だけが残ります。

体積固形分

塗膜として残る体積の割合です。塗膜厚の換算には体積固形分を使います。

理論塗布量

ロスなしで塗れる面積の目安です。WFT から逆算します。

面積配分

stripe coat や touch-up のように、全体面積の一部だけへ適用する割合です。

注意事項

  • このツールは体積固形分ベースです。重量固形分ではありません。
  • ロス率は簡略モデルです。オーバースプレー、道具残り、容器残り、飛散などを含めて現場条件で変動します。
  • 面積配分は工程ごとに個別に設定できます。stripe coat や touch-up に使えます。
  • メーカーの施工要領、塗布方法、気温、湿度、下地状態で実使用量は変動します。

よくある質問

WFT と DFT の違いは何ですか?

WFT は塗った直後の膜厚、DFT は乾燥後に残る膜厚です。体積固形分で両者を換算します。

体積固形分と重量固形分は同じですか?

いいえ。膜厚換算には体積固形分を使います。重量固形分しかない場合は、そのまま使わず別途変換してください。

ロス率はどのくらいで入れればよいですか?

塗布方法、形状、経験値に合わせて入れてください。オーバースプレーが多い工程では高めになります。

面積を入れなくても使えますか?

はい。面積を空欄にすると WFT と理論塗布量の確認だけに使えます。

stripe coat はどう扱いますか?

工程行の面積配分を 100% 未満にして、全体面積の何割に適用するかを指定してください。