養蚕収量・原価シミュレータ

葉量、飼育日数、死亡率、収繭量、格付け比率、製糸歩留まり、労務時間から、1バッチの売上・原価・利益感をすぐに試算できます。

繭販売と生糸換算を並べて比較でき、サーバー不要で現場の判断に直結します。

葉量・収繭量・労務を1画面で比較 繭販売と生糸換算を並列表示 kg / lb / t と hour / min / day に対応 URL共有とブラウザ保存に対応
FAQ

このツールでできること

1バッチの売上、原価、利益をすばやく見えます。
繭販売と生糸換算を同じ条件で比べられます。
死亡率を、改善余地が見える指標として扱えます。
多言語・多通貨・多単位で、そのまま現場に持ち込めます。

使い方

  1. 葉量、収繭量、労務時間などの基本値を入力します。
  2. 販売ルートと、繭販売の単価条件を選びます。
  3. 結果カードで売上、原価、利益、差額を確認します。
  4. 必要に応じて結果をコピー、共有、CSV化、印刷します。

サンプル

かんたん入力の標準例

入力

葉量、収繭量、労務時間だけを入れて、まず採算感をつかむケースです。

出力

繭販売を基準に、利益の方向感をすぐ確認できます。

格付けを入れた詳細例

入力

格付け比率と単価を入れて、繭販売単価の差を見たいケースです。

出力

詳細条件を変えると、同じ収繭量でも売上感が動くことが分かります。

生糸換算を比べる例

入力

製糸歩留まりと生糸単価を入れて、換算ルートを比べるケースです。

出力

製糸関連原価を含めたうえで、繭販売との差額を確認できます。

語句説明

蚕が作る糸のかたまりで、販売や製糸の基準となる重量です。

格付け

繭を品質別に分けることです。比率と単価を組み合わせて売上を見ます。

製糸歩留まり

繭から生糸へ変換したとき、どれだけ糸が取れるかを示す割合です。

死亡率

飼育中に失われた割合です。実績値の評価と改善余地の把握に使います。

労務時間

飼育に使った作業時間です。1日あたりや1時間あたりの効率に変換します。

葉量

飼育に使った桑葉の量です。原価の基礎になります。

収繭量

1バッチで回収できた繭の量です。売上計算の基準になります。

損益分岐点

利益がゼロになる境目の単価や量です。

計算式

  • 繭販売売上 = 収繭量 × 加重平均繭単価
  • 生糸換算量 = 収繭量 × 製糸歩留まり
  • 生糸換算売上 = 生糸換算量 × 生糸単価
  • 総原価 = 蚕種費 + 葉原価 + 労務原価 + 製糸関連原価 + その他原価
  • 利益 = 売上 - 総原価
  • 利益率 = 利益 ÷ 売上
  • 損益分岐繭単価 = 総原価 ÷ 収繭量
  • 死亡率補正の理想売上 = 売上 ÷ 生存率

よくある質問

かんたんと詳細は何が違いますか?

かんたんは基準単価で素早く試算します。詳細は格付け比率と等級単価を入れて、繭販売の差を見ます。

繭販売と生糸換算はどう使い分けますか?

繭をそのまま売る条件と、製糸に回す条件を並べて比べます。現場で有利なルートを短時間で見たいときに使います。

死亡率は売上を直接引きますか?

直接は引きません。生存率から理想値との差を出し、改善余地の目安として示します。

単位は何に対応していますか?

重量は kg / g / lb / t、時間は hour / min / day、単価は per kg / per lb / per t に対応します。

結果はブラウザの外に送られますか?

送られません。既定ではこのブラウザ内だけで保存・復元します。

海外でも使えますか?

多言語、kg/lb/t、hour/min/day、ISO 4217 通貨コードに対応します。

注意事項

  • 本ツールは収益の方向感を見るための試算です。会計上の利益と一致しない場合があります。
  • 葉単価、蚕種費、労務単価、製糸関連原価は現場ごとに大きく変わるため、必ず自分の条件で調整してください。
  • 死亡率は病害診断ではありません。数値の比較と改善余地の把握に使ってください。
  • 繭販売と生糸換算を比べる場合、製糸関連原価を忘れずに入れてください。