希釈率・鉱石損失の簡易計算ツール

計画幅、採掘幅、境界分割の誤差から dilution / ore loss をすばやく試算します。

坑内採掘、ショートタームプランナー、技術者が最初の当たりを付けるための簡易版です。複雑な最適化ではなく、幅ベースの確認に絞っています。

計画幅・採掘幅・境界分割を一画面で比較 m / ft / cm / mm / in に対応 小数点と小数カンマの両方を受け付ける 会議メモや引き継ぎにそのまま使える

使い方

  1. まず計画幅を入力します。
  2. 採掘幅だけで見たい場合はそのまま使い、overbreak / underbreak を分けたい場合は境界分割モードを使います。
  3. 単位と小数桁をそろえると、チーム内の表記と合わせやすくなります。
  4. 結果や共有URLをコピーして、そのまま引き継ぎに使えます。

サンプル

簡易 overbreak 例

P=3.00 m, A=3.30 m
出力
希釈率 9.09%、鉱石損失 0.00%、鉱石回収率 100.00%

境界分割の例

P=3.00 m, A=3.10 m, O=0.20 m, U=0.10 m
出力
希釈率 6.45%、鉱石損失 3.33%、不整合 0.00 m

インチ・フィートの例

P=10 ft, A=10.5 ft
出力
希釈率 4.76%、鉱石損失 0.00%、鉱石回収率 100.00%

用語説明

Dilution

採掘した幅に混ざった廃石や不要物の割合です。

Ore loss

本来採れるはずだった鉱石が残ってしまう割合です。

Overbreak

計画より余分に削った、廃石側の広がりです。

Underbreak

計画より削り足りない、鉱石側の不足です。

Boundary split

overbreak と underbreak を分けて考えることで、現場の見え方を整理する方法です。

計算式

  • 簡易モード: 差分 = A - P
  • 簡易モード: 希釈率 = max(0, A - P) / A × 100
  • 簡易モード: 鉱石損失 = max(0, P - A) / P × 100
  • 境界分割モード: 回収鉱石 = max(0, P - U)
  • 境界分割モード: 混入廃石 = max(0, O)
  • 境界分割モード: 希釈率 = 混入廃石 / (回収鉱石 + 混入廃石) × 100
  • 境界分割モード: 鉱石損失 = min(100, U / P × 100)

よくある質問

境界分割モードはいつ使えばよいですか?
overbreak と underbreak を分けて見られるときに使います。採掘幅だけ分かるなら簡易モードで十分です。
採掘幅と境界分割が一致しない場合はどうなりますか?
不整合の警告を表示し、照合の結果も見えるようにします。分割値か実測をもう一度確認してください。
小数カンマは入力できますか?
はい。入力パーサーは小数点と小数カンマの両方に対応しています。
鉱石回収率が 0% を下回ることはありますか?
ありません。簡易チェックが安定するように、回収率は 0% から 100% に丸めています。
再評価や短期計画ソフトの代わりになりますか?
いいえ。あくまで初期確認用の計算機であり、本格的な再評価や最適化ツールではありません。

注意事項

  • これは幅ベースの簡易チェックです。ブロックモデル、詳細な採掘設計、再評価の代わりにはなりません。
  • 比較するときは、すべての幅を同じ単位で入力してください。
  • underbreak が計画幅を上回る場合、鉱石回収率は 0% に丸められ、警告が出ます。
  • 計算はブラウザ内で完結し、サーバーには送信されません。