堆肥・有機資材換算(乾物量・容積↔重量)

含水率とかさ比重から、堆肥・有機資材の乾物量、現物量、容積をすぐに換算します。

資材・含水率・締まり具合で値は大きく変動します。可能なら現場測定を推奨します。

投入量だけでも、出せる結果から即時表示 含水率を入れると乾物量と現物量が分かる かさ比重を入れると容積↔重量がつながる 面積を入れると t/ha・tDM/ha・m³/ha まで確認できる

使い方

  1. 重量で入力 または 容積で入力 を選び、投入量を入れます。
  2. 含水率を入れると、乾物量または現物量が増えて表示されます。
  3. かさ比重を入れると、容積↔重量の換算が表示されます。
  4. 施用面積を入れると、t/ha・tDM/ha・m³/ha が表示されます。

すぐ試せる例

例A: m³運用から現物tと乾物tDMを出す

入力:

容積で入力、20 m³、かさ比重 600 kg/m³、含水率 50%、施用面積 0.5 ha

出力:

現物重量 12.0 t、乾物量 6.0 tDM、容積 20.0 m³、24.0 t/ha、12.0 tDM/ha、40.0 m³/ha

例B: 乾物目標から必要な現物tとm³を逆算する

入力:

重量で入力、乾物ベース、4.0 tDM、含水率 60%、かさ比重 700 kg/m³、施用面積 0.4 ha

出力:

現物重量 10.0 t、乾物量 4.0 tDM、容積 14.3 m³、25.0 t/ha、10.0 tDM/ha、35.7 m³/ha

代表値の目安

入力は任意です。以下は入力を始めやすくするための目安であり、断定値ではありません。

ふるいがけ堆肥の目安
含水率50%付近の例として、1000 lb/yd³(約593 kg/m³)が使われることがあります。
OSU Extension Service
とても湿った堆肥の目安
1500 lb/yd³超(約890 kg/m³超)まで上がる例もあります。
OSU Extension Service
一般値のレンジ例
含水率35–55%の堆肥で 500–700 kg/m³ 程度が言及される文献例があります。
MDPI
最終判断は現場値優先
粒径、締固め、水分で幅が大きいため、可能ならバケツと秤などで現場測定してください。
現場測定推奨

語句説明

現物量
水分を含んだ実際の重量です。施用や運搬の実務で使う量です。
乾物量
水分を除いた重量です。分析値比較や乾物基準の施用設計で使います。
含水率(現物基準)
現物重量に占める水分の割合です。含水率60%なら乾物率は40%です。
かさ比重
容積あたりの現物重量です。容積運用と重量運用をつなぐために使います。

計算式

内部計算は kg、m³、ha にそろえ、表示時に必要な単位へ戻します。

  • 乾物率 = 1 - 含水率
  • 乾物量 = 現物重量 × 乾物率
  • 現物重量 = 容積 × かさ比重
  • 面積あたり = 量 ÷ 面積

よくある質問

かさ比重が分かりません。

入力は任意です。かさ比重が未入力でも、その時点で計算できる結果だけ表示します。容積↔重量の換算が必要な部分は未算出として理由を表示します。

m³で運用しています。

容積で入力 を選ぶと、m³・L・yd³ で入力できます。かさ比重を入れると重量、含水率を入れると乾物量も同時に表示します。

乾物目標から逆算できますか。

できます。重量で入力 と 乾物ベース を選び、乾物量を入れてください。含水率を入れると現物重量、さらに かさ比重 を入れると容積まで逆算します。

含水率60%はどう解釈しますか。

本ツールでは現物基準(wet basis)として扱います。含水率60%なら乾物率は40%です。

単位は何に対応しますか。

重量は t・kg・US ton・long ton、容積は m³・L・yd³、かさ比重は kg/m³・t/m³・lb/yd³、面積は ha・a・m²・acre に対応します。面積あたりの主表示は t/ha・tDM/ha・m³/ha です。

注意事項

  • 堆肥・有機資材の含水率と かさ比重 は、原料、粒径、締固め、保管状態で大きく変動します。
  • 本ツールの換算結果は目安です。可能であれば現場での含水率・かさ比重の測定を推奨します。
  • 代表値の目安は入力補助用です。基準値や保証値として扱わないでください。