薪と木炭に対応 wet basis / dry basis を区別 kg・袋・体積で比較 ブラウザ内で完結

木質燃料の発熱量を、kg・袋・体積で比較する

基準発熱量、含水率、かさ密度を入れると、実用発熱量を kg あたり、袋あたり、体積あたりで比較できます。

薪や木炭の説明資料、見積、価格説明の前段で、そのまま使いやすい比較結果を出したいときに使えます。

このツールは NCV/LHV を扱います。HHV/GCV ではありません。
計算はすべてこのブラウザ内で完了し、サーバーには送信されません。 この結果は比較用の目安です。実際の販売形態や含水率の基準を確認してから見積に使ってください。
薪と木炭に対応
wet basis / dry basis を区別
kg・袋・体積で比較

使い方

  1. 1
    基準発熱量を入れて、乾燥基準か受入基準かを選びます。
  2. 2
    含水率を入れると、実用発熱量への補正ができます。
  3. 3
    かさ密度を入れると、体積あたりの発熱量が出ます。
  4. 4
    1袋の重量または体積を入れると、袋あたりの発熱量が出ます。
  5. 5
    必要ならコピーや共有URLを使って、資料にそのまま転記します。

すぐ試せる例

薪: 乾燥基準から実用値へ
入力

18.8 MJ/kg, dry basis, 含水率 30% dry basis, かさ密度 450 kg/m3, 1袋 20 kg

出力

13.9 MJ/kg, 278 MJ/袋, 6.3 GJ/m3

木炭: 袋売りの参考値
入力

30.8 MJ/kg, dry basis, 含水率 5% dry basis, かさ密度 180 kg/m3, 1袋 10 kg

出力

29.2 MJ/kg, 292 MJ/袋, 5.3 GJ/m3

代表値の目安

乾燥木材と木炭

FAO の参考表では、乾燥木材はおおむね 18.8 MJ/kg、木炭はおおむね 30.8 MJ/kg とされます。

含水率の影響

同じ重量でも、含水率が上がると実用発熱量は大きく下がります。

積み材の単位

cord は 128 ft3 の積み材、stere は 1 m3 の積み材として扱います。

語句説明

実用発熱量 (NCV/LHV)

燃焼後の水蒸気の潜熱を考慮した、実際に使える熱量です。

含水率 (wet basis)

湿った総重量に対する水分の割合です。

含水率 (dry basis)

乾物重量に対する水分の割合です。100% を超えることがあります。

かさ密度

袋や積み材のように空隙を含む体積あたりの重量です。

計算式

M_w = moisture / 100
M_d = M_w / (1 - M_w)
H_ar = H_d * (1 - M_w) - 2.44 * M_w
H_d = (H_ar + 2.44 * M_w) / (1 - M_w)
Energy_per_package = H_ar * package_mass_kg
Energy_per_m3 = H_ar * bulk_density_kg_per_m3

よくある質問

含水率は wet basis と dry basis のどちらですか。
両方に対応します。販売資料では wet basis が多い一方、木質燃料の文献や試験では dry basis も多いので、基準を明示して使い分けます。
発熱量は HHV ですか、それとも LHV ですか。
このツールは実用発熱量として NCV/LHV を扱います。HHV/GCV を持っている場合は、同じ基準にそろえた値へ直してから使ってください。
かさ密度には何を入れればよいですか。
実際に売る形の見かけ密度を入れてください。薪の束、袋詰め木炭、積み材など、空隙を含む体積に対する重量です。
袋あたりの比較は何が必要ですか。
袋の重量で売るなら袋の重量、袋の体積で売るならかさ密度が必要です。体積モードでは密度がないと算出できません。
日本以外でも使えますか。
使えます。英語を基準に、metric と imperial の表示を切り替えられるように設計しています。単位記号はそのままにして、説明文だけ各言語へ翻訳します。

注意事項

  • 樹種、樹皮率、炭化度、灰分、保管条件で結果は変わります。
  • dry basis と wet basis を取り違えると、結果が大きくずれます。
  • かさ密度は、同じ材料でも積み方・詰め方で変わります。
  • このツールは熱量比較のためのもので、燃焼効率や価格そのものは計算しません。