石灰投入量の目安(現状pH→目標pH・土壌タイプ)

現状pH・目標pH・土壌タイプだけで、石灰投入量の目安レンジをすぐ算出します。

土壌診断がない場合のたたき台として、過剰施用を避けるための簡易版です。

最短10秒 kg/10a・t/ha・lb/acre URL共有・履歴保存

このツールでできること

  • pH差と土壌タイプから、必要量のレンジを即算出。
  • 耕深と中和価(ECCE/CCE)で補正。
  • 条件付きURLと最近の計算で再利用しやすい。

入力

pH差と土壌タイプだけでレンジを表示します。

必須入力(最短で結果)

pH(H2O)が理想。簡易キットの値でも目安になります。

目標が現状以下の場合は石灰不要です。

土の触感に近いものを選ぶだけでOK。

任意・詳細設定

必要な人だけ深掘りできます。

より近いテクスチャが分かる場合に選択。未選択なら上の土壌タイプで計算します。

cm

深く混和するほど必要量が増えます(線形補正)。

代表的な中和価の目安を自動入力します。

袋の保証票にある中和価/アルカリ分の%を入力します。

結果は全単位で同時表示し、主表示だけが強調されます。

結果

入力待ち
推奨投入量レンジ
--
入力を埋めると結果が表示されます。
kg/10a
--
kg/ha
--
t/ha
--
lb/acre
--
内訳
pH差 --
土壌係数(1 pH) --
耕深補正 --
中和価補正 --

注意メモ

  • 一度に多量施用は避け、分割も検討。
  • 施用後は混和し、再測定を推奨。
  • Mg過剰が疑われる土では苦土石灰の連用に注意。

最近の計算

まだ保存がありません。

根拠と前提(簡易版)

pHだけでは緩衝能が分からないため、レンジ表示としています。

  • 石灰必要量は土壌テクスチャとpH帯の係数で近似し、pH差に比例させています。
  • テクスチャ別係数は、UC ANRの砂/壌土/粘土の表などを参考に、現場用に細分化して近似しています。
  • 基準の耕深は18cm(約7インチ)で、耕深cm/18で線形補正。
  • ECCE/CCEが低い資材は、必要量を割り戻して増やします。

テクスチャ別の近似係数(t/acre / 1 pH・18cm基準)

拡張資料を丸めた近似表です。詳細は参考資料を参照してください。

テクスチャ pH 4.5→5.5 pH 5.5→6.5
砂質・砂壌土 0.5 0.6
砂壌土 0.8 1.3
壌土 1.2 1.7
シルト壌土 1.5 2.0
粘土壌土 1.9 2.3
腐植土(泥炭) 3.8 4.3

参考資料

注意事項(必ずお読みください)

  • 本ツールは土壌pH・土壌タイプ等から推定する簡易目安です。土壌の緩衝能(CEC、腐植、粘土鉱物など)により必要量は大きく変わります。
  • 可能なら土壌診断(pHだけでなく石灰要求量/緩衝pH)を優先してください。
  • 施用後は混和し、再測定して目標pHに近づいたか確認してください(必要に応じて追加施用)。
  • 作物・地域・土壌条件で最適値が異なるため、心配な場合は指導機関・専門家に確認を推奨します。

FAQ

土壌診断がない(pHしか分からない)

簡易入力でも計算できますが、pHだけでは緩衝能が分からず誤差が出ます。可能なら土壌診断(緩衝pH/石灰要求量)を優先し、ここで出た値は仮のたたき台として使ってください。

資材の成分が違う(苦土石灰、消石灰など)

資材ごとに中和力(CCE/ECCE)が異なります。袋の保証票の値を中和価(CCE/ECCE)%に入れると、投入量を補正できます。ECCEは中和価と粒度(細かさ)で決まります。

単位は?

kg/ha と lb/acre を相互対応し、kg/10a と t/ha も同時表示します。